



頭痛で悩んでいる人は多く、日本人の3人に1人が頭痛で苦しんでいるといわれています。実際、当院も開業して15年たちますが、現在では年間1,500人以上の頭痛患者さんが来院されます。
その多くの患者さんが、過去に医療機関を受診したものの何の解決も得られず、自己流の対処を続けています。全ての患者さんが完治するわけではありませんが、頭痛の診断や治療方法を説明したあとの患者さんの安堵した表情や、治療で頭痛が改善した時の喜びを見る度に、頭痛専門医として充実感を覚えます。
難治性の頭痛でも諦めずに患者さんから頭痛状況を詳細に聞き込み、多様な薬の組み合わせの中からベストな方法を模索し、その治療がうまく行ったときには、患者さんと喜びを分かち合っています。
頭痛治療の発展を考えるにあたり、当院での頭痛治療と併せて総合病院との連携、頭痛専門医のネットワーク構築が重要と思っています。また頭痛治療には「頭痛は病気である」という周囲の理解が欠かせません。私は頭痛治療の啓蒙活動を通じて、患者さんが治療にしっかりと向き合える環境を整えていくことも、自分の使命であると考えています。
痛みを抱えて、ひとりで悩みつづけているいらっしゃる方は、どうぞお気軽にご来院、ご相談ください。充実した毎日を送るために、一緒に頭痛の悩みを解決しましょう。
木島脳神経外科クリニック
院長 木嶋 保