教育レベルは認知症に影響せず


高いレベルの教育歴を有する人は認知症に拮抗する能力"認知予備能"が高いため認知症になりにくいと考えられていたが、この従来の定説を覆す結果が示されました。
米・Rush University Medical CenterのRobert S. Wilson氏らは、高齢者約3,000例の試験データを解析した結果、教育レベルは認知症の発症年齢や進行速度と関連しないことが示されたとNeurology(2019年)に発表しました。
認知症外来を行っていても、以前の職業で「教師」が意外と多い印象があり、その結果を裏付けるデーターだと思います。


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