新型コロナ禍と子どもの頭痛
先日、国立成育医療研究センター研究班から、コロナ禍における子どもの生活と健康のアンケート結果が公表されました。
新型コロナウイルスによる長期の休校などで、何らかのストレスを感じている子どもが全体の4分の3に上りました。生活リズムについても、61%が起床時間がずれたと回答しました。
また、ゲームやスマートフォンなどを見る時間が1日4時間以上になったという子どもがおよそ3分の1に上っています。
研究班は「多くの子どもたちが、学習だけでなく、発達に重要な友達との交流や運動の機会を奪われ、影響は中長期的に続く可能性もある」と報告しています。
当院でも頭痛で受診する子どものが増えたり、通院している子どもたちの頭痛が悪化している印象です。
今まで以上に、子ども達や親御さんの気持ちに寄り添う診療を心掛けたいものです。