オンラインで頭痛のグループワークに参加!



全国で頭痛診療をしている約50名の医師が参加して、オンラインでセミナーとグループワークが開催されました。
今までオンラインでのセミナー参加の経験ありましたが、グループワークは初めてでした。
今回は頭痛診療における診察室での会話スキルがテーマでした。頭痛診療に限らず外来診療では十分な時間が取れず、患者さんと医師との情報共有や意思決定がスムーズに行えないケースがあります。そのような時に共有意思決定を意識した会話技術でより良い診療を行うことが大事です。
以下の6項目について、4~5人のグループでデスカッションしました。
1. 患者さんに意思決定への参加を勧める工夫
2. 患者さんに治療選択肢を提示する方法
3. すべての選択肢について,ベネフィットとリスクに関する情報を提供する工夫
4. 患者さんが自分の目標と懸念に基づき,選択肢を評価できるように支援する方法
5. 慎重に検討し意思決定するための手助けをする方法
6. 決断したことを患者さんが継続できるように支援する工夫
今回、グループワークを通して、いろんな意見が聞けて参考になりました。
病状や治療方法を説明する場合の到達目標が明確になり、患者さんも医師もお互いに満足できる診療に少しでも近づけるように改善していきます。


この記事をシェアする