糖尿病の既往がある50歳代の男性の患者さんで、前日からしゃべりにくさ、左半身の軽いマヒで受診されました。
頭部MRI検査で急性期脳梗塞と判断し、総合病院に紹介し入院しました。
写真はその患者さんの頭部MRI画像です。
左のMRI画像で黄色で囲んだのは古い脳梗塞、オレンジで囲んだのが新しい脳梗塞です。
右のMRI画像では新しい脳梗塞しか描写されないので、急性期脳梗塞と判断できました。
最近、軽い脳梗塞で受診する患者さんが増えています。原因としてはウイズコロナで活動量が増え、気温の変動差が大きく脱水状態になりやすいことが考えられます。特に生活習慣病の既往がある方は脱水に注意しましょう。