失語症患者さんの意思決定を“地域で支える”——ACP研修会に参加しました
河北医療介護ネットワーク × 加賀脳卒中地域連携協議会のコラボ研修会に参加しました。
今回は、失語症を持つ患者さんの意思決定支援をテーマに、
私が担当した患者さんの症例をもとに多職種でディスカッションを行いました。
言葉でうまく思いを伝えられない患者さんほど、
**「本人の意思をどう確認するか」**が極めて重要になります。
ガイドラインが示すのは、結論を急ぐのではなく、
“話し合うための姿勢”と“プロセス”を大切にすること。
ACPは1人の力では成り立ちません。
医療、介護、福祉、行政がチームとなり、
患者さんのこれまでの価値観や、今の思いに丁寧に耳を傾けることが必要です。
多職種が同じテーブルで向き合い、
「その人らしさをどう守るか」を真剣に考える時間は、
日々の臨床に確かな力を与えてくれると感じました。
引き続き、地域で支える意思決定支援を実践していきたいと思います。
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