今日のセミナーは「てんかん」が中心の2つの講演でした。
1つ目は、高齢者のてんかんの現状とその対応についてでした。高齢者のてんかんは、軽い症状も多く認知症と間違えられることが多いとのことです。日々の診療でも気を付けて、上手く話を聞かないと見落とすことあります。てんかん発作が起きているビデオを見て認識できました。
2つ目は、てんかん救急の現状でした。てんかん発作が重篤になり昏睡状態となった高齢者が、救急車で運ばれることが多くなっているようです。その患者さん達は脳卒中の病気になった人が多く、早期診断ができ治療を開始すれば重篤な状態を予防できるます。てんかんの薬も新しい薬が増えており、状態に応じて薬を上手く使い分けることで副作用も少なくできるとのことでした。
明日からの診療に役立てたいです。